日本にコロナが入ってきたのは2020年1月頃です。
当時は騒動がいつまで続くのかわかりませんでしたが、長引くだろうと予測はされていました。
この3年の間に様々な取り組みがされてきました。
2023年2月現在、ようやく日本もマスクを公の場でもはずして良いことが決まり、そして2類から5類に変わろうとしています。
子どものコロナワクチン接種に関しては様々な意見があり、いまだに悩みや不安を抱えている方も多いと思います。
ここでは、私一個人の考えや思いを綴りたいと思います。
子どもに接種させるか?
私には中学生と小学生の子どもがいます。
2人ともまだワクチンをうっていません。
ちなみに、私自身は医療従事者ということもあり、4回の接種を済ませています。
これには私の意思は全く反映されていません。
うたなくては仕方のない状況でした。
結果「うってよかった」とは思っています。
旅行などの時にこの接種証明があれば割引などが受けられるからです。
でも、当時は副作用や将来への影響などがとても不安でした。
子どもにうたせない理由
中学生の長女はとても体が小さく、中学1年生の4月時点で130cm強しかありませんでした。
体重も27kgほどでした。
少しずつ背は伸びているものの、現在まだ140cmを少し超えたくらいです。
ご存知のように、中学生のワクチン摂取量は大人と同じ量になります。
ところで、小児医療の分野では薬の量というのは体重で決めます。
年齢では決めません。
子どもは体の大きさが様々なので、受診をしたら毎回体重をはかって薬の量を決めます。
では、12才以上でコロナワクチンの量が大人と同量なのはなぜでしょう?
調べてみると、以下のことがわかりました。
1.ワクチン接種は、感染した時と同じような免疫反応を体内で起こし、実際に病原体が体内に入ってきた時に免疫反応が素早く起こるようにするために行う。
薬剤では体重などによって投与量が変わるものがあるが、メッセンジャーRNAに関しては免疫反応を起こすのに必要な量がごく微量なので、注射の量と体重・体格の違いは問題ないと考えられている。
2. 小児(5才〜11才)は、免疫反応が12才以上と異なるため、ワクチンの量が成人の1/3になっている。
3. 男性と女性を比較すると女性の方が免疫反応が強いので副反応が多い。
4. 11才で1回目を接種し、2回目接種までに12才になった場合は、12才になっていても2回目も1/3量を接種する。
5.乳幼児(生後6ヶ月から4才)のワクチン接種が2022年10月からはじまっている
次女がもうすぐ11才のお誕生日を迎えますが参考になりました。
ワクチンコールセンターに電話をしてみた
2021年頃、長女が中1の頃は、クラスの半数程度の生徒がワクチンを接種していたかもしれません。
具体的にはわからないのですが、子どもの話などから接種している生徒が少なくないことがわかります。
しかし、娘が仲よくしているお友達に関しては接種をしていない子もたくさんいました。
わたし個人的にはどうしても副反応、特に神経障害や循環器系への影響がいまだに気になってしまいます。
厚生労働省のコロナワクチン接種後の死亡者数をみたことがある方はご存知だと思いますが、結構たくさんの方が亡くなっておられます。
若い方は少ないですし、テレビなどのメディアでは死亡者数は報道されていませんが驚くほどの数字です。
もちろん、因果関係が認められないものも含まれていると思いますが、それにしても多いな〜、と思ってしまうのです。
しかし、実際医療の現場で働いていても亡くなった方の情報は一切入ってきませんし、ワクチンで亡くなるほど体調が悪くなった方を聞いたことも見たこともありません。
ただ、ワクチンをうってから1ヶ月経つのに腕の痛みが消えない、とか、咳が止まらない、とか、倦怠感が続いている、という患者さんはいらっしゃいました。因果関係は不明です。
わが子に接種させることを考えると、体が極端に小さい子に大人と同量を接種させることが私にとっては心配です。
免疫システムが12才になると大人と同じ、ということなんでしょうが、長女は全体的に心身ともに発達がものすごくゆっくりなので、私からすれば実際にはまだ10〜11才の感覚なんですよね…
小学生の子にうたせるのも抵抗があります。ましてや、乳幼児の接種に関してはわたしは多分選択しないタイプです。
実際、小児で接種すると選択された方の中にも、12才になるまでに接種をするとワクチン量が1/3で済むので「なんとか11才中にうちたい」と急がれる方もいらっしゃるようです。
わからないことが多いので、思い切ってワクチンコールセンターに電話をしてみました。
電話はすぐにつながりました。
看護師の方が、丁寧に対応してくださいました。
・摂取量に関しては、12才以上は一律大人と同量である
・子どものワクチン接種に関しては、まだ副作用に関するデータが多くない
・もしもアナフィラキシーショックが起こってしまった場合、それを抑えるための薬は体重に合わせて使用できる準備はある
ということをおしえてくださいました。
私が気になっていることに対する答えは得られませんでしたが、電話をしてみてなんとなく落ち着けたような気持ちになりました。
今後の接種について
現在、中2と小5の娘のワクチン接種ですがやはり不安はぬぐいきれず、しばらく様子をみることにしようと思っています。
ただ、1年後には上の子は中3になり、受験も控えるようになってきます。
そうなると、やはり接種という選択をすることになっていくのかなぁ、と思っています。
今後もしもコロナワクチンが有料になるようなことがあれば、ますますわが子のワクチン接種は現実的でなくなりそうです…
わたしは医療従事者ではありますが、ここではいち主婦のおもいを書かせていただきました。
読んでいただきありがとうございました。
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