2022年7月、コロナが第7波に突入するのかどうか、という頃、現在10歳の次女が抗原検査で陽性となりました。
ここでは、娘の経過をお伝えします。
また私もしっかりといただいてしまったようで、私の方が経過としては大変でしたが、そのことについてもお伝えしていきたいと思います。
娘、38.2℃の発熱
7/6、いつもの日常の中、夕食を食べていたら、次女が「なんかご飯食べたら眠くなるな〜」とか「なんかふくらはぎが気持ち悪いねん」と言いはじめました。
私「もう暑くなってきたからやっぱり疲れも出るし、眠くなるんちゃう〜」
私「足が気持ち悪いのは、お母さんも小学生の頃よくなってたわ〜。成長して大きくなってきてるんやわ〜」などと適当なことを言っていましたが、これが娘の症状のはじまりでした。
朝から、のどが少し痛い、と言っていましたが、扇風機にあたったまま寝ていたのでそのせいだろうと思っていました。
20時頃、娘の体が熱いことに気づき体温を測ると、まさかの38.2℃。
この急な熱の出方はもしや…っていうか、絶対そうに違いない…
意外としんどくなさそうで助かりましたが、こちらは今後の予定に関してカレンダーとにらめっこです。
そして翌朝、39℃を超えて動けない状態になっていました。
医療機関で抗原検査をするとやはり陽性。
その日は一日中高熱で本当にしんどそうでしたが、その後、娘の熱は1日で下がりました。
まあまあきつい鼻詰まり(1週間ほど)と軽い咳(2週間ほど)はありましたが、ワクチンを打っていなかったにも関わらず軽症ですんだと思います。
隔離に関しては、正直難しかったです。高熱でふらふらな子を一人別室に隔離することはできませんでした。
マスクや消毒や換気(窓は開けて冷房もするというぜいたく)はがんばっていましたが、最初は食事や飲水やトイレに行くのも介助をしないといけなかったので無理でしたね…
あまりのしんどさに、我慢強い娘も一度だけポロポロと涙を流して「しんどいしんどい」と言っていました。高熱が出ると本当にしんどいですよね。
ちなみに、そんな甘い隔離状態でも最終的に長女へはうつりませんでした。
母(私)の経過
さて、娘が発熱して2日間は私もはじめての家庭内コロナとあり、娘の看病に加えてあちこちへの諸連絡、保健所とのやりとり、今後隔離等含めてどう過ごすのか、などすることや考えることがたくさんありかなり忙しい状態でした。
幸い今は濃厚接触者でも買い物などは行けるので助かりました。
娘が発熱した翌々日の7/8、私もかなり疲労感を感じていました。
でも、なんかちょっとやばい感じ…なんか熱が出てしまいそうな…
夜、熱をはかると37.2℃…「え…もしかして…」
私は普段体温が低めで36℃ないことも結構あるので、37℃を超えるとかなりしんどく感じます。
「でも、ワクチン3回接種してるし、周りのみんなも軽症で終わってるし、子どもの待機期間中は私も仕事お休みだし、まぁ様子みで大丈夫かな」
熱は最高でも37.5℃までしか出ませんが、微熱が3〜4日続きました。
その間に倦怠感はどんどん増し、鼻詰まりもひどくなり咳まで出てきました。
愛用の点鼻薬があるのでそれを使いますが、後鼻漏もありかなり不快な状況です。
また、味覚と嗅覚もなくなっていきました。
「なんか熱が出ない割には倦怠感が強いな、このままだと例の咳が長引くパターンにまたなってしまいそう…
しかも、この時点で倦怠感が強くて、一日中起きていられないということは、子どもの隔離解除に合わせて出勤するのがかなり厳しい…やばい予感…」
その後、症状は悪化し、息苦しさはありませんが、咳きこみがひどく会話もままならなくなり、隔離解除後さらに仕事を1週間休むことにしました。
しかし、待てど暮らせどよくなる兆しがありません。
もちろん、香港のシロップも川貝杏仁茶も手に入れて飲むのですが、全く効きません。
(詳しくは「しつこい咳にお困りの方へ」をご参照ください)
結局もう1週間、お休みいただくことになりました。
「なんとかしなければ…でも、今までこの咳をどうにかできたことがない。薬が効いたことがない」
ネットを検索しまくった結果、私の咳でも診てくれそうなクリニックをみつけました。
少し遠いところでしたが、ここに行って診てもらうしかない!
発熱から19日が経過していました。咳のせいか倦怠感はまだ結構ありましたが、味覚と嗅覚は元に戻っていましたし、鼻づまりと後鼻漏もおさまっていました。
相変わらず会話はできないほどの咳は続いていました。
寝ている時は出ませんが、会話をしようとすると咳で喋れない。
でも、お風呂に入っている時や食事中など、のどが潤っている時は咳が出ない。
咳は胃の上あたりから出る(この状態の時はもう咳をがまんすることは不可能)。
胃の上あたりがずっと咳が出そうで、それをこらえるのが苦痛。
それをおさえるために思いっきり息を吸ったら一瞬症状がましになるけど、反動でまた咳が出る。
ただ、声を抑え気味にして、なんと表現したらいいかわかりませんが、気持ちを下に下げると咳のでかたが少しましになる。
のど飴は、私の場合、念慈菴のキャンディか、龍角散がまだ胃腸症状が出にくいです。
味はVC-3000が好きなんですが、お腹がはっておならばっかり出ちゃいます。
還元水飴にそのような作用があるようですね。
お腹の弱い方は下痢をしますよね。なので、これは好きですが使わないようにしています。
コロナからの咳喘息
受診してみたら、すごくおしゃれでステキなクリニックでした。
患者さんもスタッフさんも多くてそれだけで信頼できそうな感じです。
ドクターも素敵な方でした。私の話を聞いて、しっかりと受け止めてくれました。
「おそらくコロナを娘さんからもらってかかったんでしょうね。そこからの咳喘息でしょう。
今、コロナの後咳が長引く人がすごく多いですよ。
咳が長引いている人の7割は咳喘息だという印象です。」とおっしゃっていました。
私が驚いたのは「咳はここ(のどあたり)から出ますか?それとも、ここ(みぞおちの上あたり)から出ますか?」と聞かれたことです。
今までそんな質問されたことがなかったし、なによりみぞおちの上あたりのつらさが尋常でなかったので、それをわかってくれる人がいたー、って嬉しかったです。
私がいただいたお薬は5種類です。
①強めのステロイドの吸入「エナジア」 発作を予防する薬
②③消化器系の薬2種類
④⑤アレルギーの薬2種類
この処方も全く初めてのものばかりでした。
まず、吸入が高用量というところに安心感をもてました。
それから、アレルギーの薬が2種類、加えて消化器系が2種類、この処方の組み合わせもはじめてです。
今回はコロナなので抗生剤は出ないでしょうが、今まではたいてい抗生剤や痰を切る薬や炎症どめやよくある吸入が出ていました。アレルギーの薬が出たこともありましたが、それで全く効いたことがなかったので期待できます。
内服した翌日、なんと少しましになっていました!
それから日に日にましになっています。
まだ咳は出ますし完治とはいきませんが、普通に会話ができるレベルになりました。
1週間後、薬がよく効いているので継続となりました。
本当に救われるおもいです。先生に感謝です。
これでやっと仕事にも行けるー!
今回、私がクリニックをネット探すにあたってポイントをおいた点は、
●呼吸器、特に咳に関して診れる、と書いてあるクリニック
●コロナの後の咳について診察ができることが書いてあるクリニック
です。
少し遠いところでしたが、受診して本当によかったです。
咳でお困りの皆さまもぜひいいお医者さまに出会えますように。
あと、後悔したことは、私自身、みなし陽性を取らなかったことです。
たいしたことないだろうと思っていたのですが、結局、受診やCTや薬代などでなかなかの出費がかかっている状態です。
しかも、コロナの証明があれば会社や保険からお金が出たとのことで、かなり悔やまれます。
これも参考の一つにしていただければ、と思います。
体調が悪く、ブログの更新が1ヶ月ほどあいてしまいましたが、またがんばっていきますので今後もよろしくお願いいたします。
ー追記ー
8/7 発症日から1ヶ月目。薬を使って11日目。咳がほとんどありませんでした。
やはり咳がないと無駄な体力消耗がないので体がらくです。
咳は本当にしんどいですね。
その前日は胃薬をサボったからか結構咳が出ました。やはり処方された通りに内服した方がいいですね。
よかったらこちらの記事も参考にしてみてください。
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